インザーギら恐怖の生還

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20041228&a=20041228-00000005-spn-spo

 インザーギと同じACミランに所属し、元イタリア代表でもあるDFパオロ・マルディーニ(36)や、ジャンルカ・ザンブロッタ(27=ユベントス)とマルコ・マテラッツィ(31=インテル・ミラノ)の両代表DF、さらにセリエBペルージャのルチアーノ・ガウチ会長の息子、アレッサンドロ氏(31)も滞在。幸い全員の無事が確認され、ザンブロッタマルディーニは27日に帰国したが、アレッサンドロ氏は宿泊していたバンガローが流されるという恐怖を味わった。

 同国代表DFアレッサンドロ・ネスタ(28=ACミラン)は26日の朝に帰国の途についたため難を逃れたが、リボルノのFWクリスチアーノ・ルカレッリ(29)は危機的な状況と直面。「今までの人生で1度もなかった恐ろしさだ。海岸にいて、ものすごい大波が押し寄せてくるのを見た。いや波じゃない。何メートルもの水の壁だ。すぐに2人の子供を脇にかかえて逃げた」と、危機一髪だった場面を語った。

 年末をマレーシアのペナン島で過ごすと話していたアジア連盟のピーター・ベラパン事務総長も“消息不明”となった。日本サッカー協会の関係者によると、携帯電話も全くつながらないという。スマトラ沖で起こった史上最大級の地震津波は、スポーツ界をも巻き込む深刻な被害を与えている。

みんな無事でなにより。
しかしベラパンさんまで行方不明だったとは。